選 評: 銅賞の「農村風景」は、水平感を強調した構図で、一転してかすむ靄や包み込む山林が、決して広くはない水平感を止揚します。大地のゆったりとした動きの中に、畑の人為的な営みがたち昇ってきます。地味な作品ですが、この眼差しは、生活者の心情を伝えてくれます。