第3回丹後「農業・農村」写真コンクールには、21名41点の応募作品が集まりました。昨年より4名、11点増えました。毎回、増え続けることに関係者の皆さん、出品者の皆さんの熱意を感じます。
全体的に作品の質が高く、農村風景や農業への細やかな表情が、さりげない日常のなかから切り取られていました。季節も多様で、自然の移りと生活の断片が織り合わさって見る者の目を惹きつけます。
審査は、一次投票では票が割れ、それぞれ話し合いの後、再投票という方法で絞り込みました。原則として、ひとり1点の賞、ならびに佳作という配慮で、できるだけ幅広く作品を選びました。
今年の特長は、農業・農村に息づき始めている新しい息吹のような風景や視点が映えてきたことでしょうか。ともすると、明日や未来、明るい農村的なイメージが先行しがちですが、ここに選ばれた写真をみるとスローライフというか、淡々とした中にあって確かな生活者の匂いや暖かさといったものが見事に捉えられています。以下の作品を賞作品として選びました。
| 金賞 坪倉義英さんの「収穫のとき」 |
銀賞 岡崎 史さんの「収穫の頃」 |
| 銅賞 野口 清さんの「散水スタート」 |
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審査員特別賞として、白木勇治さんの「語らいの時」です。 |
賞外とはなりましたが、佳作の作品にもそれぞれの味わいと奥深さが感じられます。
写真をいい/わるいといった見方で見るのではなく、撮影という対象との関わりに写されるものと写すものとの交流を息づかせて欲しいものだと改めて思います。その意味では、今回の応募された写真には写すものの姿勢が現れていてとても好感をもち、また、教えられました。改めて感謝します。