はごろも てんにょ
羽衣天女

(峰山町・磯砂山)

 「丹後風土記」(715年)の中に、日本最古の羽衣伝説の記述がある。
 「丹後の比治の山(磯砂山(いさなごさん))の頂上に真奈井(まない)という池(女池)がある。
 この池に八人の天女が舞い降りて水浴びをしていると、里人の和奈佐という老夫が一人の天女の衣を隠し、無理に連れて帰ってきた。
 一緒に暮らして十年あまり、万病にきくという酒を天女が上手に作り、和奈佐の家は栄えていった。
 しかしだんだん天女が邪魔になり、とうとう追放。
 天女は泣く泣く荒塩の村(荒山)にたどりつき、のち哭木(なきき)の村(内記)から舟木の里の奈具の村(弥栄町奈具)に落ち着いた。」

 この天女とは豊宇賀能売命(とようがのめのみこと)、豊受大神(とようけのおおみかみ)のことである。
 弥栄町の奈具神社に祀られる。
 比沼麻奈為神社(ひぬまないじんじゃ)でまつられる。
 その後、伊勢神宮の外宮に移られるが、分霊は残されている。

写真「丹後風土記 天女の歌」

奈具神社 奈具神社
写真「乙女神社」 乙女神社には、天女の子供が祀られている。

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