こ  と  ひ  ら じんじゃ
金刀比羅神社

(峰山町)

 かつて峰山藩主だった京極家、その六代目として養子に来た高久は香川県の丸亀出身で、讃岐の金毘羅権現への信仰が厚かった。
 そのため分霊を峰山に迎えたいと願ったが、当時は「日本一社」のおきてがあり、実現できずに世を去った。
 そこで亡父の遺志を継ぐべく、七代目藩主高備(たかまさ)が多度津藩主や金刀比羅宮に依頼し、ようやく文化八年(1811)に建立したという。
 境内には、五穀豊饒・商売繁盛・交通安全・疫災除け・縁結び・機織養蚕の守護神を祀社が七社建っている。
 この中の機織養蚕の神・木島神社には、蚕の天敵・ネズミを見張るために、狛犬ではなく親子の猫が置かれている。

写真「金刀比羅神社」 弘化3年(1846)奉納
長谷川松助(1853没)作
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